概要
リサイクル分取GPC装置は、リサイクル法を用いることで、カラムから溶出した分離不十分な成分を、何度も同じカラムを通すことにより、実際には長いカラムを使用したことと同等の効果を得ることができます。大量分取カラムにリサイクル分取法を組み合わせることにより、高分離能で目的成分の分取が可能です。
装置概略図
分取量*) |
種類 |
排除限界分子量 |
サイズ |
溶媒系 |
標準 |
GMHHR-H |
4×107 (PS) |
21.5mmI.D.×30cm |
クロロホルム |
G2000HHR |
1×104 (PS) |
クロロホルム |
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G1000HHR |
5×103 (PS) |
クロロホルム |
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α-M |
4×107 (PEO) |
水、極性有機溶媒 |
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大量 |
GMHHR-H (20) |
4×107 (PS) |
55mmI.D.×30cm |
クロロホルム |
*)分取量の目安 標準:100mgオーダー、大量:gオーダー
測定事例
主な応用分野
- 合成物の分離・精製
- 目的成分の分別
- 分子量毎分別(分別物解析用試料の採取)
- 低分子量成分の除去(化審法対策)
適用分野
合成高分子、天然高分子、化審法
キーワード
プラスチック、ゴム、樹脂、高分子、添加剤