概要
差圧式-圧力センサ法(差圧式圧力法)ガス透過試験機を導入しました。通常のガス透過率測定以外に拡散係数・溶解度係数・水素ガスの透過率測定が可能です。
装置
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 装置  | 
 東洋精機製作所製 BT3型  | 
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 温度範囲  | 
 10~90℃  | 
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 試験ガス  | 
 酸素、窒素、二酸化炭素、空気、水素等 上記以外はご相談ください  | 
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 ガス透過度測定範囲  | 
 0.875~875 cc/(m2・day・atm) Aタイプ 8.75~8750 cc/(m2・day・atm) Bタイプ  | 
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 透過面積  | 
 3,848mm2 (70mmφ), 707mm2 (30mmφ) セル内で調整可能  | 
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 サンプルサイズ  | 
 フィルム、シート状:100mm×100mm  | 

特徴
窒素、酸素、空気、水素など多様なガスの透過度の評価、ガス透過度の温度依存性測定が可能です。
本装置は【図2】のデータの取得ができるため、通常のガス透過係数以外に、ガス拡散係数、ガス溶解度係数の解析が可能です。ガス透過係数は、ガス溶解度係数とガス拡散係数の積で表されます。立ち上がり時間 (遅れ時間) と定常状態の傾きを解析してガス拡散係数、ガス透過係数を求め、それらからガス溶解度係数のパラメータを求める事が出来ます。

適用分野
            プラスチック−フィルム及びシート、加硫ゴム及び熱可塑性ゴム
          キーワード
            ガスバリア、ガス透過、水素ガス透過、ガス透過係数、ガス拡散係数、ガス溶解度係数