難溶解性樹脂の分析
エンジニアリングプラスチックス、スーパーエンジニアリングプラスチックは耐熱性、耐薬品性等に優れ、様々な分野で使用されています。
これらは一般的な溶媒には溶解しない難溶解性樹脂であるため、分析手法が限られていました。
当社では、独自の技術で溶液化し、GPC(SEC)による分子量分布測定、NMRによる構造解析を可能としました。
さらに、劣化による構造変化の解析を行っています。
技術資料
難溶解性樹脂の分析に関する技術資料を以下にまとめます。
難溶解性樹脂の分析事例
全芳香族ポリアミド系樹脂(アラミド樹脂)
芳香族ポリケトン(PEEK、PEKK、PEKEKK)
- 特殊溶媒系GPCによる分子量分布測定
- 光劣化による分子量変化
- 熱劣化による分子量変化
- 酸劣化による分子量変化
- 紫外線照射による表面劣化解析(ESCA、IR)
- NMRによる分子構造解析
- ポリマー表面の劣化解析におけるESCAの優位性
液晶ポリマー(LCP)
セルロース
GPCによる分子量分布測定