概要
試験片を引張ると、引張方向に試料が延伸するのに伴い、垂直な方向に収縮します。この収縮率/延伸率はポアソン比と呼ばれ、有限要素法などで構造物の変形を予測するのに必須のパラメータです。
弊社独自の非接触法は、歪ゲージでは評価が困難であった柔軟な材料や発泡体、フィルム、歪ゲージが接着しにくい材料でも評価することができます。
分析事例の紹介
図1に測定結果の一例を示します。
歪ゲージでは測定できない降伏領域まで測定が良好に行われています。
図2に降伏前までの領域を解析した結果を示します。相関係数が高く、解析も良好に行うことが出来ました。この方法によってフィルム、歪ゲージを接着しにくい材料でも計測することが出来ます。また、温調下での測定も承っていますので、お気軽にご相談ください。
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
適用分野
プラスチックス・ゴム、食品包装材
キーワード
ポリエチレン、PE、ポリプロピレン、PP、ポリカーボネート、PC