概要
FE-SEMは従来のSEMに比べ、低加速電圧・高分解能での観察も可能です。また、付属のエネルギー分散型X線分析装置(EDS)により、数十ナノメートルの空間分解能で元素分析を行うことができます。
性能
・観察倍率 | ~300,000倍 |
・加速電圧 | 0.1~30 kV (低ダメージ観察,無蒸着観察が可能) |
・分解能 | 1nm (15kV) |
・元素分析 | B~U |
分析事例の紹介
フラッシュメモリの断面をFE-SEMで観察し、EDSで元素分析を行いました。
下図のように、数十ナノメートルオーダーでの元素マッピングが可能です。
分析事例では、バリア材料のTi,N、配線材料のW,Alなどの微細構造を元素ごとに明瞭に観察することができました。
適用分野
電池・半導体材料
キーワード
フラッシュメモリ