概要
エンジニアリングプラスチックである各種ポリアミドの、GPCによる分子量測定事例をご紹介します。
各種ポリアミドのGPC分析
難溶解性であるポリアミドは、一般的なGPC溶媒であるTHFやクロロホルムには溶解しません。このため、常温で溶解可能なヘキサフルオロイソプロパノール(HFIP)を用いて測定を行います。
技術レポート No.T1914 「GPCによるエンジニアリングプラスチックの分子量測定① ~ポリアミド系樹脂のGPC測定~」に種々のポリアミド測定事例を加えました。
分析事例
図1に各種ポリアミドのGPC測定結果を示します。GPC測定で分子量分布を評価することにより、各種物性と分子量の関係について詳細に解析することができます。
適用分野
GPC、SEC、HFIP、高分子、分子量測定
キーワード
ポリアミド、PA、ポリアミド 6、PA6、ポリアミド6T、PA6T、ポリアミド9T、PA9T、ポリアミド11、PA11、ポリアミド12、PA12、ポリアミド6I、PA6I、ポリアミド66、PA66、ポリアミド46、PA46、ナイロン、エンジニアリングプラスチック